乳酸菌とは

乳酸菌とは

乳酸菌とは、人間の腸内にある善玉菌の一種で、乳糖やブドウ糖を分解してたくさんの乳酸を作り出す細菌の総称で、約40種類ほど、存在しています。

乳酸菌の特徴は、人間と同じ栄養素、つまり、炭水化物、たんぱく質、脂質、無機質、ビタミンをえさとしています。乳酸菌は、栄養素を他から取り込んで生きている生物なのです。

わかりやすくいうと、菌体の構成には、炭水化物などの栄養素を必要とし、エネルギーの生成には、乳糖などの糖を必要としています。古くから、乳酸菌は、さまざまに加工食品に利用され、1899年にビフィズス菌が発見されてから、乳酸菌が人間の健康や老化などに深く関係していることがわかってきました。

現在では、乳酸菌には、腸内細菌のバランスを回復する整腸作用はもちろんですが、免疫増強作用や発ガン抑制作用があることが知られています。